スライドドアに鍵を後付けしたいけれど、業者に依頼するほどでもない…という場合は、DIYで鍵を後付けすることも可能です。ただし、スライドドアの種類や、取り付ける鍵の種類によっては、専門的な知識や工具が必要になる場合もあるため、注意が必要です。ここでは、比較的簡単にDIYで設置できる、面付錠タイプの鍵を後付けする方法について解説します。まず、必要な道具を用意しましょう。新しい鍵、プラスドライバー、マイナスドライバー、メジャー、鉛筆、必要に応じて、キリやドリルなどを用意します。新しい鍵は、スライドドアの種類に合ったものを選びましょう。また、ドアの厚みや、バックセット(ドアの端から鍵穴の中心までの距離)なども確認しておきましょう。次に、鍵を取り付ける位置を決めます。鍵を取り付ける高さは、一般的に、床から90cm~120cm程度が目安です。メジャーで高さを測り、鉛筆で印を付けます。そして、鍵の取り付け位置に、鍵の本体を当て、鉛筆でネジ穴の位置をマーキングします。マーキングした位置に、キリやドリルを使って、ネジ穴を開けます。ネジ穴の大きさは、使用するネジの太さに合わせてください。ネジ穴を開けたら、鍵の本体をネジで固定します。ネジを締めすぎると、鍵が破損したり、ドアが変形したりする可能性があるため、注意が必要です。最後に、鍵がスムーズに動くか、ドアがきちんと閉まるかなどを確認します。もし、うまく動作しない場合は、再度、取り付け手順を確認し、調整しましょう。DIYでスライドドアに鍵を後付けする際は、必ず、スライドドアの種類や、取り付ける鍵の種類を確認し、適切な手順で行うようにしましょう。自信がない場合や、不安な場合は、無理せず専門業者に依頼することをおすすめします。