フローリングの置き畳、カビを防ぐための選び方

フローリングに置き畳を敷きたいけれど、カビが心配…そんな方のために、ここではカビを防ぐための置き畳の選び方について解説します。まず、最も重要なのが「素材」です。置き畳の素材には、主に「天然い草」「樹脂製」「和紙製」の3種類があります。天然い草:調湿効果があり、香りも良いのが特徴ですが、カビの栄養源にもなりやすく、カビが発生しやすい素材です。樹脂製:カビやダニが発生しにくく、水拭きもできるため、お手入れが簡単です。しかし、天然い草に比べて、調湿効果や風合いは劣ります。和紙製:カビやダニが発生しにくく、耐久性にも優れています。また、カラーバリエーションも豊富で、洋室にも合わせやすいのが特徴です。カビを防ぐためには、樹脂製や和紙製の置き畳を選ぶのがおすすめです。次に、「厚み」も重要なポイントです。薄すぎる置き畳は、フローリングとの間に湿気が溜まりやすく、カビが発生しやすくなります。ある程度の厚みがある置き畳を選ぶことで、通気性を確保し、カビの発生を抑えることができます。また、「裏面の素材」にも注目しましょう。裏面に滑り止め加工が施されている置き畳は、フローリングとの間に隙間ができにくく、湿気が溜まりにくいです。さらに、防カビ加工が施されている置き畳を選ぶと、より効果的にカビの発生を抑えることができます。そして、「サイズ」も考慮しましょう。部屋全体に敷き詰めるのではなく、部分的に敷くことで、通気性を確保し、カビの発生を抑えることができます。これらのポイントを参考に、カビに強い置き畳を選び、快適な和の空間を作りましょう。