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ガス給湯器の水漏れ、どこから?場所別の原因と応急処置の方法
ガス給湯器の水漏れに気づいた時、どこから水が漏れているのかを確認することは、原因を特定し、適切な対処を行うために非常に重要です。この記事では、ガス給湯器の水漏れ箇所別に、考えられる原因と、自分で行える応急処置の方法について解説します。ガス給湯器の水漏れ箇所として、主に以下の場所が挙げられます。給湯器本体の下部:給湯器本体の下部から水が漏れている場合は、熱交換器や水抜き栓、安全弁などの内部部品の故障や、配管の接続部分の緩みなどが考えられます。給湯器本体の側面:給湯器本体の側面から水が漏れている場合は、配管の接続部分の緩みや、パッキンの劣化などが考えられます。給水管・給湯管:給水管や給湯管から水が漏れている場合は、配管の接続部分の緩みや、パッキンの劣化、配管の亀裂や腐食などが考えられます。シャワーホース・水栓:シャワーホースや水栓から水が漏れている場合は、パッキンの劣化や、接続部分の緩みなどが考えられます。水漏れ箇所を確認したら、以下の応急処置を行いましょう。ガスの元栓を閉める:ガス漏れを防ぐため、必ずガスの元栓を閉めましょう。給湯器の電源を切る:感電を防ぐため、給湯器の電源を切りましょう。水抜き栓を閉める(給湯器本体の下部に水抜き栓がある場合):水抜き栓を閉めることで、水漏れを一時的に止めることができます。ただし、水抜き栓は、凍結防止のために水を抜くためのものであり、水漏れの原因を解決するものではありません。止水栓を閉める(給水管に止水栓がある場合):止水栓を閉めることで、給湯器への給水を止めることができます。これらの応急処置を行った後、速やかに、ガス会社や給湯器メーカー、または専門の修理業者に連絡し、点検・修理を依頼しましょう。ガス給湯器の水漏れは、放置すると危険です。自分で修理しようとせず、必ず専門業者に依頼しましょう。