暖かくなり、窓を開ける機会が増えると、網戸の存在が気になってきます。しかし、網戸は意外とデリケートで、破れたり、たるんだり、汚れが目立ったり…。そんな時、業者に依頼するのも一つの手ですが、実はホームセンターで材料を揃えて、自分で修理することも可能です。この記事では、DIY網戸修理の入門編として、ホームセンターで何を用意すれば良いのか、そして、どのような手順で修理を進めれば良いのかを解説します。まず、網戸の状態を確認しましょう。小さな穴が開いている程度であれば、補修シートや補修テープで簡単に修理できます。ホームセンターには、様々な色やサイズの補修シートが売られているので、自宅の網戸に合うものを選びましょう。粘着テープ式になっているものが多く、裏紙を剥がして穴に貼るだけなので、DIY初心者でも簡単に作業できます。もし、網が大きく破れていたり、全体的にたるんでいる場合は、網の張り替えが必要になります。網の張り替えには、新しい網、網押さえゴム、ローラー、カッターなどの道具が必要になりますが、これらも全てホームセンターで揃えることができます。初めて網戸の張り替えに挑戦する場合は、網とゴムがセットになったDIYキットがおすすめです。網戸の張り替え作業は、まず古い網を取り外すことから始めます。網はゴムパッキンでフレームに固定されているので、マイナスドライバーなどを使ってゴムパッキンを外し、古い網を取り除きます。次に、新しい網をフレームの上に広げ、ゴムパッキンをローラーを使って押し込んでいきます。この時、網がたるまないように、クリップなどで仮止めしながら作業すると綺麗に仕上がります。一周押し込んだら、余分な網をカッターで切り取り、完成です。ホームセンターでは、様々な種類の網が販売されています。一般的なグラスファイバー製の網だけでなく、ペットの引っ掻きに強いステンレス製の網や、外からの視線を遮る効果のある網など、機能性に優れた網も多数取り揃えられています。自宅の環境や目的に合わせて、最適な網を選びましょう。網戸のフレームが歪んでいる場合は、フレームの交換が必要になることもあります。ホームセンターには、様々なサイズの網戸フレームが売られているので、自宅の網戸のサイズを測ってから購入しましょう。